見たいものが見えない生活

緑内障・黄斑変性と共生するための覚書です。

自転車は乗れるのに文字が読めない

ロービジョンとは物が見づらい状態ですが、病気によって見えづらさが異なるようです。

私の場合、周辺視野が残っているので、目の端で人や物が動くのは結構わかるし、

床に物が落ちているのも比較的気づきます。ところが、それをよく見ようとすると見えないのです。

 

視野が残っている部分が多いので、自転車には乗れますが、中心部の視野欠損がひどくにあり、今まで一番見えていたパソコンやスマホの文字まで下の部分が欠けて見えるようになり、まるで中国語の簡体文字のように見えるようになりました。

目を動かせば、文字の欠けている部分も見えるので文章は読めますが、前より時間がかかるし目が疲れます。

また、数字を読むのも苦痛です。特に1が連続していると読み落としてしまったりして、確認にも時間がかかります。

 

こんな調子なので、簿記を受けようかと思っていたのですが、数字の読み取りに時間がかかってしまうため試験を受けるのはあきらめました。まあ、資格は取らなくても仕組みは知っておきたいので何らかの形で勉強したいとは思っています。

 

さて、この目の状態で、これからどう生活していくか。

それが今の課題です。

 

Windows10のチェックボックスのチェックマークはなぜあんなに細いのだろう?

パソコンの画面が見づらくなってきたため、見やすくなるよう色々試しています。

 

会社のパソコンはWindows7,自宅でメインに使っているのはWindows10。どちらもコントロールパネルで調整できますね。

 

マウスポインターを大きくしたり、文字フォントを変えたり、点滅カーソルの幅を太くしたり。

 

これらでだいぶ見やすくなりましたが、Windows10のチェックボックスのチェックマークってなんであんなに細いんでしょうね?

「視覚ディスプレイの最適化」の画面でもこれ。

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チェックしたらチェックボックス自体の色が変わってくれるとずいぶん見やすいんですけどね。

ロービジョン生活

Wikipediaによるとロービジョンとは

視機能が弱く、矯正もできない状態。それにより日常生活や就労などの場で不自由を強いられる、従来は弱視、または低視力と呼ばれた状態、またはその人のことである。全盲ではない。「見えにくい人」とも呼ばれる。

 だそうで。

 

私は高校生の頃に緑内障と診断され、以来約35年。

視野は結構欠けていますが、中心部と周辺部は比較的残っていたので、普通に就職したし、車の免許も取りました。(ペーパーですけどね。)

 

ところが、1年半前ぐらいから縦書きの本がうまく読めない。

緑内障による視野欠損が進んだかなと思って、ずっとお世話になっていた近所の眼科の先生に紹介状を書いてもらって、大病院で色々検査してもらったところ、緑内障の他に、錐体ジストロフィーというめずらしい病気らしいことがわかりました。

 

錐体ジストロフィーは、茨木県の山王台病院の栗原先生のブログによると、

中心部の視野・視力・色覚が失われていきますので、自覚症状も非常に強く、日常生活での不自由がとても大きな疾患です。

とのこと。

現在進行形で日々見えづらくなってきているのを感じます。

錐体ジストロフィーはゆっくり進行するらしいのですが、もともと視野が狭かったせいか、急に進行した感じ。

 

字はよく読めないし、書くのもうまくできない。

話している相手の顔が目を見ると口元が見えない。

口元を見ると目が見えず、話している表情がよくわからない。

でも、周辺視野は残っているので、外出はできるし、ゆっくりですが、自転車にも乗っています。

なんともアンバランスな状態で、なぜ字すらうまく書けないのだろうと自分でも理解できないくらいなので、他の方に理解していただくのは難しいだろうなと思います。

 

こんな生活が嫌になって絶望していましたが、ネットで情報を調べていたら、ロービジョンの支援ツールが色々あることがわかりました。実際それで仕事を続けている方もいることがわかり、大きな勇気をもらいました。

 

私もまだできることがあるかも。

ロービジョン生活で気づいたことや役にたったことを書いていければと思っています。